成長の花 〜マイナスをプラスに変える魔法〜

今日は園だよりはばたき4月号から園長ページをご紹介します

 

成長の花

〜マイナスをプラスに変える魔法〜

 

 

入園・進級おめでとうございます。

 

春がやってきました。

 

この温かい陽気を待ちわびていたかのように、長い冬を過ごした草木が一斉に花開く季節の到来です。

 

そんな成長を見せてくれる植物同様、春は、子ども達にとって、成長の花が開く時期でもあります。

なんといっても1つ学年が上がりお兄さん、お姉さんになる

。また、新しく園に通い始めるという、建前も外見も、成長をするからです。

だから、親も子ども自身もなんだか成長した気分になります。

 

 

 

でも、実際は、1つ学年が上がったからと言って、そんなにすぐに成長するわけではありません。

親の期待と合わない子どもの現実と、学年が上がる焦りも加わり、

ついつい「もう、年少さんになったのに…」「そんなことしていると年中さんになれないよ!」など、

子ども達にマイナスの言葉を言ってしまうことも。

 

 

 

入園・進級が、子どもを成長させる大きなチャンスになるために…

 

園では、「お兄さんお姉さんになったね〜」「さすが年長さんだね!」

とできることをみつけ、プラスの声掛けをします。

 

1つ大きくなったことにしっかりと自信を持たせることがポイントです。

周りからそんな風に声を掛けられているうちに、なんとなくそんな気分になり、

「年長だから、僕はできる」というゆるぎない自信が、本当に成長するきっかけとなるのです。

 

 

 

 

また、環境の違いに戸惑い、園に登園するのが嫌で泣いている我が子には

「どこが嫌なの?」とマイナスの印象を思い出させるのではなく、

「いいなぁ!園にはこんなに楽しいことがあるんだね。」と是非期待を持たせてください。

 

 

 

私たち淡水スタッフはお子様の成長を全力で応援する応援団です。

新しく始まる園生活。心配なことは何でも園に尋ねてください。

 

春は成長のチャンス、マイナスをプラスの魔法に変えて、

 

そして、SINPAI(心配)をSINRAI信頼に変えて…

 

 

 

春がやってきました。

さあ、私たちと一緒に子ども達に成長の花を咲かせましょう!

 

 

 

淡水幼稚園   園長       

たんすい保育園 理事長 豊田彩子

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