ほめられる中で育った子はいつも感謝することを知ります。
~If a child lives with praise, He learns to appreciate.~
ナポリの工場で働く歌が大好きな少年。最初に習った歌の先生に「歌が歌えない」と言われとても落胆した少年に勇気を与え続けたのは、「あなたは歌える、どんどんうまくなっている」とほめ続け励ました母親でした。
その少年は、後に世界最高とまで言われる歌手になったカルーソー。
ほめて育てることって本当に大切。
しかし、どのようにほめればいいのでしょうか?
ほめられると子どもはいうことを聞きます。しかし、ただほめてはいけません。ほめ方を間違えるとダメなんです。
子どもを思い通りに動かすためだけにほめてはいけません。家の手伝いをした時だけほめる、など役に立つときにだけほめられると、役に立たない自分は意味がないと感じます。
また、親の虚栄心を満たすためにほめるのもダメ。
親(好きな人)を満足させることができない自分は、意味がない。何か役に立たないと愛されないと思ってしまい、ただ一緒にいることが意味があるということが理解できなくなってしまい、いつも相手に申し訳ない気持ちで生活してしまう大人になります。
ほめるときに大切なのは、子どもの目を見ていっぱいの愛情と一緒にほめること。
親の都合や虚栄心だけでほめてないでしょうか?
まずは、一日一回、子どものことを大好きになって、小さなことを褒めてみませんか。
副園長 豊田幸重
| 1/2PAGES | >>