子育ての悩み

今日は、園だよりはばたき10月号より、園長だよりをご紹介します

 

 

子育ての悩み

 

 

 

子育ての悩み、

それは子どもが生まれてから尽きることはありません。

 

 

 

 

私は、長女を産んですぐ、母乳が出ないと悩みました。

夜も寝てくれず、寝たかと思えばすぐ起きる。

どうやったら眠るのか。

見かねた叔母が子どもがよく寝るお守りを作ってくれたものでした。

 

 

ちょっと太めだった次女は、寝返り、はいはい、歩く、全てが遅く、周りと比べ心配になり、歩く練習をしたりしたこともありました。

 

最後に生まれた男の子。

お姉ちゃん達もよく手伝ってくれ、さすがに3人目は悩みなく、すくすく育ったのですが、小さいママ(お姉ちゃん)がたくさんいたせいか、未だに甘えん坊です。

 

 

 

 

子ども達が小さいとき、3番目をおんぶひも、ベビーカーに次女を乗せ、長女をそのベビーカーに捕まらせてなんとか、のろのろ歩く疲れ切った私に、50代くらいの通りすがりの女性から、

「今が一番いい時よ。」

と声をかけられました。

 

「早く大きくなって!自分の時間がほしい!!」

何回も、何十回、いや毎日のようにそう願っていた私には、「一番いい時」の意味が全く分かりませんでした。

 

 

 

今、長女が、中学生になりました。

さすがに中学生になれば、何もかも自分の事は自分でできるようになります。

最近は、簡単な夕食くらいも準備できるほどです。

もちろん今は、「寝てくれない・歩かない」そんな悩みはありません。

 

 

今、振り返ると、その頃大変だったはずだけれど、思い出すのは、私に両手を広げて抱きついてくる我が子。

食事中にほっぺとおでこにケチャップをつけて笑う我が子の顔 。

お風呂でアワをつけてふざけて、お風呂場をシャボン玉いっぱいにした事。

そんなことばかり。

 

悩みは、いつの間にか、遠い記憶。

 

振り返れば、子どもが小さくて大変だったときの記憶は、今では、愛おしいほど温かく、そしてキラキラと輝いています。

 

 

 

 

現在、長女は思春期、反抗期まっただ中。

 

「で?なに?」 「ていうか、〜やしぃ」 私への返事は一人前。

「お母さ〜ん!まって〜!」と、片時離れず私を追いかけてきた我が子ではなく、自分の意見を持った小さな大人です。

 

また、新たな悩みの種の出現!?です。

 

 

 

今では、歩くのが遅かった次女は、かけっこしたら、私は負けそうだし、

 

寝てくれないと悩んだ長女は、毎朝「ほら!朝よ!学校よ!起きなさい!」と起こさないと起きないほど目覚めの悪い子です。

 

 

 

今しかない瞬間。

 

のときには、なかなか見えてこないのだけれど、よく目をこらして・・・。

 

っとキラキラ光る宝石です。

 

 

淡水幼稚園

園長 豊田彩子

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父の日によせて

今日は、園だよりはばたき6月号より、園長だよりをご紹介します

 

 

父の日によせて

 

子ども達にとって、お父さんってどんな存在なのでしょう?

いつも一緒に公園に行ってくれる。

お風呂に一緒に入ってくれる人。

多くは語らないけれど、温かく見守ってくれる存在。

 

6月17日は父の日。

父の日によせて、詩を紹介します。

 

父は山

大きく

どっしりと

いつもゆるがず

決してひるまず

ことば少ないけれど

子どもたちを

見つめるまなざしは

いつも

慈愛にみちて

 

『ただ無心』すずき出版より

 

淡水幼稚園

園長 豊田彩子

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新学期スタート

今日は、園だよりはばたき4月号より、園長だよりをご紹介します

 

新学期スタート!

 

幼稚園へようこそ!

さあ、いよいよ新学期のスタート!

 

新しいお友達との出会い、担任の先生との出会いが待っています。  

4月から初めて我が子を幼稚園に通わせるというお父さんお母さん

 

今までは、やったことのない子育てに悪戦苦闘、本当に大変だったと思います。

でも、これからは、一人ではありません。それを支える人がいます。

 

それが幼稚園の先生です。ひとりで悩まなくって大丈夫なのです。

だって、私たち先生も、また、ひとり一人の子ども達を、どうやって成長させようか、真剣に悩む一人です。

 

我が子が1歳ならお母さんとしても1歳。我が子が3歳ならお母さんも3歳。

まだまだ、3歳のお母さんには、助けてくれる人が必要ですから。

だから、一人で悩まない。

 

私たち先生は、子ども達の成長の素晴らしさ、

そして、その何にも代えがたいやりがいと、達成感を知っています。

分からないこと、不安なこと、何でも私たちに聞いて下さい。

時には一緒に立ち止まって、私たちも悩むかもしれません。

でも、少なくとも子どもを成長させる喜びだけは、伝えられると思います!

幼稚園が皆さんにとってそんな存在になること・・・とても大切なことだと思っています。

 

そして、子ども達にとっても・・・

幼稚園は絶対に楽しいところです。

だって、大好きなお友達や先生と、思いっきり遊んで、楽しいことが待っていて、

毎日、行きたくて、行きたくて、仕方がなくなるところです。

そして、いろんな経験を通してたくさんの事が学べるところです。

 

さあ、新学期のスタート。

楽しい幼稚園生活が始まります。

 

淡水幼稚園 園長 豊田彩子

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子育てがくれるもの

今日は、園だよりはばたき3月号より、園長だよりをご紹介します

 

 

子育てがくれるもの

 

主人と共にロンドンに渡り、ロンドン大学教育研究所で学んでいる時、

私は、第一子を妊娠しました。妊娠の喜びも束の間、すぐに、つわりが始まりました。

食べ物も思うように食べられず、起きられず、寝られず、

それまでの研究、論文の執筆を中断し、

自分のしたいことが何もできず家で寝て過ごす日々が続きました。

薬もなく、良くなる兆しもなく、ただ寝て過ごす日々に、気分も暗くなりました。

 

それまでの私は、自分の好きなことだけをして過ごし、

好きなものを飲んで食べて、好きな時間に読書をし、

自由に旅行し、自分のことだけを考え毎日を過ごしていました。

 

でも、妊娠した瞬間から、自分の思うとおりにはできなくなったのです。

 

 

 

 

それは、それから始まる子育ての序章でした。

 

私たち女性は、自分の中に新たな命が誕生したその瞬間から、

自分以外の事を第一に考える母になります。

それまで自由に過ごした日々は一転、全てが子ども優先の生活になり、

それと同時に自分の事は二の次です。

由に外出できなくなり、自由に時間を使うことができなくなります。

子どもが40度の熱で寝込むと心配で夜も眠れず、子どもが泣いていると、自分が悲しくなる。

感情でさえもコントロールすることが難しくなるのです。

 

 

けれど、子育ては、こんなことも私たちにもたらします。

生まれて初めて、立った、歩いた、お母さんって言った。

一つ一つの子どもの成長の瞬間に触れたとき、

私たちは、今までにない喜びの感情で満たされます。

 

子育ては、その一つ一つが、私たちに、これ以上ない喜びと、充実感、達成感を与えてくれるのです。

自分の全てを捧げたからこそ、得られる感情です。

自分の思い通りにならない生活の始まり”子育て”は、

私たちに人間の中に存在する一番美しいもの、”無償の愛情”を芽生えさせてくれるのです。

 

 

そしてそれは、消えることは決してなく、私たちの命がある限り、一生続いていくものとなるでしょう。

 

淡水幼稚園 園長 豊田彩子

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世界で最も大変な仕事

今日は、園だよりはばたき1月号より、園長だよりをご紹介します

 

 

 

世界で最も大変な仕事

 

この世の中で一番大変な仕事はなんだか知っていますか?

 

それは、掃除夫、看護士、料理人並みの能力、時に心理カウンセラーなど高度のコミュニケーション能力、実に多種多様なスキルが要求される仕事です。

 

そして、とても体力のいる仕事です。立ち続けることもあれば、徹夜をすることもある、食事を取るのもままならない、とても過酷な仕事です。

 

 

24時間体制で、休日なし、交代なし。

例え、病気になっても、怪我をしても休むことは許されません。

 

そして、それは無給です。

 

 

その仕事は、

”お母さん”という仕事です。

 

 

でも、

たとえ給料がなくても、

その労働の何倍というやりがいと達成感、

今まで味わったことのない、幸せを得ることができます。

 

 

そして、それは何より、

あなたでなくてはできないのです。

 

代わりがなくて、休むこともできない、一生終わることのない、とても大変な仕事だけれど、

一人の人間を育てるという偉業は、あなたの生きがいとなり、かけがえのない仕事となり、あなたの生涯の仕事となるでしょう。

 

世界で最も大変な仕事は、世界で最も、幸せをくれる仕事です。

 

 

 

 

淡水幼稚園 園長 豊田彩子

      理事長 豊田彩子

 

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奇跡の出会い

 

 

〜奇跡の出会い〜

 

 

我が子が、あなたの元に生まれる確率を知っていますか?

 

3億という精子から選ばれた、たった一つが、卵子と結ばれ、あなたのおなかの中で成長します。

 

あなたは奇跡のような確率で我が子の親として選ばれてきました。

 

そして、10ヶ月の時を経て、死ぬかと思うような痛みに耐え、あなたの元にやってくるのです。

 

 

 

 

その翌日から、子どもと否応なしに向き合う日々が続きます。

 

こんな人間関係を今まで築いたことがないというくらい、それは密で、濃く、泣き、笑い、時に感情をむき出しにすることさえあるでしょう。

 

 

 

子どもを産んで親になるまでは、一度もやったことがないことに立ち向かう毎日に、

あなたは、悩み、苦しみ、

時に自分の能力が及ばないようなことも要求され、

途方に暮れ、辛く、心が折れそうになることさえあります。

 

 

 

でも、気が付いて下さい。

 

あなたのように、我が子のことを思い、悩み苦しむ人はいません。

 

そして何より、我が子は、あなたが一番大好きです。

 

とにかくあなたのそばにいたくて、あなたから笑顔をもらいたくて、

それをうまく表現できないまま、泣き叫び、

あなたは途方に暮れます。

 

 

 

完璧な人間はどこにもいません。

 

子どもが毎日少しずつ成長するように、あなたも母として少しずつ成長すればいいのです。

 

だって、我が子が一番必要としているのは、あなたの心がそばにあること、そして、笑顔をくれること。

 

ただそれだけなのです。

 

 

 

 

この奇跡の出会いは、始まったばかり。

 

これからの毎日、子どもの成長と共に、もっともっと奇跡がおこります。

 

そして、それは、あなたの人生になくてはならない、かけがえのないものとなるでしょう。

 

 

淡水幼稚園 園長 

 

たんすい保育園 理事長

 

 豊田彩子

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ネガティブワードからポジティブワードへ

ネガティブワードからポジティブワードへ

 

「思いっきり楽しんでこい!」

 

2011年のFIFA女子ワールドカップの日本女子代表の優勝決定戦。

 

対戦国はそれまで一度も勝つことができなかったアメリカでした。

 

決着がつかずPK戦へともつれこんだとき、名監督佐々木監督は、思いっきり笑顔で、こう声をかけピッチに送り出しました。

 

円陣を組んだサッカー女子なでしこジャパンは、笑顔であふれます。

 

結果、日本は素晴らしいスーパーセーブを見せながら、見事、初優勝を掴みました。

 

 

 

子どもたちが、前に進もうと頑張っているとき。

 

そんな時は、子どもにとっての名監督、「お母さんお父さん」の出番です。

 

 

「どうしてわからないの!」

 

「どうしてできないの!」

 

ついつい、こんな風にいってしまうことありませんか?

 

でも、ちょっとまって、この質問の答えを考えたことがありますか?

 

 

 

この質問は、子どもにはきっと答えられません。

 

こういう質問をするとき、私たちはきっと怒りに任せて、感情のままに、言葉を発しています。

 

怒りの感情は、6秒といわれます。

 

目を閉じて心を無にしてもいい、大きく深呼吸してもいい、6秒ただかぞえたっていい。

 

その6秒をかわしたら、こんな言葉にいいかえられないでしょうか?

 

 

 

「こんなことがわかる(できる)んだ。すごいね。

じゃあ、これをするためにはどうしたらいいかな?(こうしたらいいんじゃない?)」

 

 

 

 

幼稚園では、ネガティブワードはこんな風に変換します

 

 

「廊下を走らない」

→「廊下は歩きましょう」

 

「前とびしかできない」

→「前とびができる(からもっと跳べる)」

 

ちょっと言葉を変えるだけで、きっと前に進める勇気を与えることができるはず。

 

 

ネガティブワードからポジティブワードへの変換

 

ネガティブワールドからポジティブワールドへ変わるきっかけになるはずです。

 

淡水幼稚園 園長 豊田彩子

 

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いよいよ新学期スタート!

子どもたちは、なぜ幼稚園に通うのでしょうか?

 

近所の子がみんな幼稚園に行くから?

 

おかあさんが楽をしたいから?

 

おかあさんが仕事に行かないといけないから?

 

 

 

いいえ、どれも正解ではありません。

 

 

子どもたちは、学ぶために幼稚園に通います。

 

 

 

靴が右と左、間違わずに履けるようになることかもしれません

 

大きな声でお返事ができるようになることかもしれません

 

お友達とケンカしても、仲直りできるようになることかもしれません

 

はたまた、逆上がりができるようになることかもしれません。

 

 

 

たくさんの”できる”を成功させるためには、心のコップが上を向いていることが大切です。

 

コップは下を向いていると、水がたまりませんが、上を向くと、水がたまります。

 

心のコップが上を向いているといろんな事が溜まり、吸収され、学ぶことができるのです。

 

 

 

幼稚園には、お友達や先生、楽しい行事など、心のコップを上に向かせる仕掛けがたくさんあります。

 

苦手なお野菜が食べられたり、みんなでお泊まりに行ったり、

お家だとできないけれど、

お友達と一緒の幼稚園だと頑張れる、

“幼稚園マジック”も起こります。

 

 

 

でも・・・

 

初めてのクラスはまだ慣れなくて、少し涙が出てくることだってあるかもしれません。

 

4月は、子どもと先生、保護者と先生、まず信頼関係を築くところからスタートです。

 

きっと分からないことばかりだと思います。

 

不安になったり、分からなくなったとき、どんな些細なことでもかまいません。

 

分からないことは何でもスタッフに聞いて下さいね。

 

 

 

幼稚園は絶対に楽しいところです。

 

毎日、行きたくて、行きたくて、仕方がなくなるところです。

 

そして、いろんな経験を通してたくさんの事が学べるところです。

 

 

 

さあ、いよいよ、新学期のスタートです。

 

子どもたちの成長を綴る新しいページが開きます。

 

淡水幼稚園 園長 豊田彩子

 

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話がきける子どもを育てる

今日は園だよりはばたき6月号から園長ページをご紹介します

 

話が聞ける子どもを育てる

 

 

あけましておめでとうございます。

いよいよ3学期が始まりました。

3学期は、次の学年への期待感から子どもたちが大きく成長するとき。

そして、最終学年の年長さんを、いよいよ、小学校に送り出す時です。

 

 

 

以前、私には長い間こんな疑問がありました。

 

「小学校では知識を学ぶ学習が本格的に始まる。

小学校で学ぶその前に、ほかの子どもより早く、園で漢字や計算、たくさん知識を学ばせた方がよいのではないだろうか?」

 

悩んでいた私は、小学校の校長を長く努めた義母にこんな質問をしました。

 

「お義母さん、小学校で伸びる子どもはどんな子どもですか?」

義母の答えは、こうでした。

 

「小学校に入って伸びる子どもは知識がある子でも、知能が高い子でもない。

ちゃんと先生の話を聞ける子どもです。」

 

話を聞けることがいかに大切か。

イギリスと日本の子ども達を比べた興味深い研究があります。

一般的にイギリスの幼稚園では、文字や数をしっかり教えますが、自由保育が基本、椅子に座って話を聞く機会はありません。

一方、日本の幼稚園では、イギリスほど数や文字を勉強しませんが、椅子に座って、先生の話をいつも聞いています。

幼稚園時の学力テストでは、イギリスの子ども達の方がスコアが高いのですが、小学校一年終了時の学力は逆転。日本の子ども達の方が断然に高いのです。

 

 

 

それはなぜか・・・。

 

幼稚園時代から椅子に座って話を聞く習慣が出来ている日本の子ども達。

小学校で行われる“授業”というスタイルをすんなりと受け入れ、効率よく学習効果を挙げることができているからなのです。

脳科学的にも、知識の習得に必要な能力が伸びるのは、7歳くらいから。

その年齢から合理的に、論理的に効率よく知識が入っていくそうです。

なるほど、私も若い頃、世界各国の子どもたちを見てきましたが、世界広しといえ、小学校に入る年齢(学習スタート)がどこに行っても6〜7歳というのは、そのためです。

また、複数の研究では、早期知識教育をした子どもが、小学校中学年くらいから伸びなくなるという結果さえありました。

 

 

 

「幼稚園・保育園で伸ばすのは、先生のお話を聞けるようになる能力」という答えを見つけ、そこから、腰骨を伸ばして(立腰)集中する静粛の時間など様々な取り組みが始まっています。

朝と帰りに行う静粛の時間。園全体に漂う凛とした静けさが、さらに子ども達の集中力を高め、心を落ち着けます。

そして、何よりもそんな瞬間があることで、子ども達の静と動のバランスが保たれる。体育や外で遊ぶ時でさえ、落ち着いて遊び、ハメを外して、けがが少ないのにも一役買っています。

またさらに、年長では、机を小学校のように並べた授業スタイル、3学期最後には、小学校の授業時間に合わせた45分授業を取り入れたり、小学校で決められた時間内(20分間)に給食を食べる練習など、本格的に小学校への準備を行っていきます。

 

 

今では周辺の小学校の先生方から

「淡水の子どもは、お話を聞くのが上手」

といっていただいたり、一年生の最初の参観に行った保護者から

「淡水卒園児は上手にお話を聞いていました!」

と言われるようになり、その成果を実感しています。

 

 

 

大人になるまでの成長を総合的に見据え、今育てるべき事を、今育てる。

それが、子どもたちの可能性を無限大にする。

淡水はこれからも話が聞ける子どもを育てていきます。

 

 

 

淡水幼稚園   園長        

たんすい保育園 理事長  

 豊田彩子

 

 

 

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お母さんは太陽

今日は園だよりはばたき6月号から園長ページをご紹介します

 

 

お母さんは太陽

 

 

日本人はその昔、太陽にとても特別なものを感じていました。

なぜなら太陽のパワーは、すべての動物や植物を育み、命の源となります。

 

私たちは太陽に畏怖を感じ、尊び、国の名前にも国旗にも、太陽(日・日の丸)を入れました。

日本人にとって、太陽はすべてを生み出す特別なものだったからです。

 

 

そんな太陽のことをその空に燃える様子から「かっかっ」といっていました。

 

「かっかっ」→「かか」→「かかさま」→「かあさま」→「おかあさん」

 

そして、その太陽という言葉は、お母さんという意味になりました。

そうです。お母さんこそ、その特別な太陽のようにすべてのものを生み出し、偉大なパワーを持つ太陽だったのです。

 

 

 

今でも、家庭の中で、お母さんは太陽のような存在です。

いつも明るく温かく家庭を照らし、子ども達を照らし、その太陽のような笑顔で家族にエネルギーを与える存在です。

時代が移り変わっても、それは変わることはありません。

 

 

 

子どもを産むと、私たち女性はお母さんになります。

子どもを産むと家族の太陽になるのです。

お母さんにはとても大きな仕事があります。

子育てという一人の人間を育てあげるという長期にわたり壮大で、かつ困難な偉業です

壁にぶつかり、ときにくじけそうになるくらいたいへんな仕事です。

しかしそれはまた、とてもやりがいがあり、これ以上にない大きな喜びと幸せもまたもたらします。

 

 

 

お母さんは太陽。

すべてのものを育むエネルギーとパワー、意味や役割を持っているのかもしれないけれど…。

子育てに行き詰ったり、家族のことで悩んだり、体調を崩すことだってあるかもしれません。

 

私たち母親もいつも明るい太陽でいられるわけではありません。

時には曇り空のときもあるし、嵐が吹き荒れる時も…

いくら偉業を成し遂げる力を持つお母さんとはいえ人間ですから…。

 

 

 

でも、雨の後には必ず晴れが来る。

どんな嵐でも、必ず過ぎ去りその後には太陽が現れる。

太陽が太陽であるある限り、周りを照らしエネルギーを与え続けるように、

私たち母親も、母親である限り太陽であり続けるのです。

どんな太陽でも、子どもや家族にとって、唯一無二のかけがえのない太陽なのです。

 

 

 

無理に太陽にならなくても大丈夫。

私たちお母さんは、その存在自体が、太陽なのです。

だから、大丈夫。

その太陽のパワーを信じて。

人生晴れたり曇ったり。

だからお母さんも晴れ時々曇り。

だけど晴れのとき、最高の笑顔で惜しみなく、

子ども達に家族に思いっきりエネルギーを与えましょう。

 

 

だって、お母さんは太陽ですから。

 

淡 水 幼稚園 園長       

たんすい保育園 理事長  豊田彩子

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